KURODAI@PRESS

世界遺産「厳島神社」が美しい宮島や広島湾各所から、チヌ(黒鯛)のかかり釣り日誌や、雑感をお届けします。

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新釣方で厳寒期の黒鯛攻略。

例年より「初釣り」が遅くなりましたが、1月20日に広島・宇品さくら渡船さんで三高の筏に釣りに行くことができました。天候は晴れ!風も弱く絶好の釣り日和です。実は、冬期に手が荒れてダンゴが握れないので始めた新釣方。おかげで手荒れは最小限に止まっていて暖かくなる4月頃までは「全層イカダ」が中心の釣行となりそうです。

果たして厳寒期の黒鯛に、
新釣方「全層イカダ」は有効なのか?


この日は県内外から多くのダンゴ釣り師の方達や、所属する「西瀬戸いぶし銀」メンバーも来られており一緒に釣りをしたかったのですが、ダンゴ釣りの隣でマキエを上撒きするのはご迷惑かけますから、遠慮して近くの筏に一人で上がりました。

20日風景2

釣り座をセットして、まずは黒鯛を寄せるために広範囲に(私の場合、最初は15m四方に打ち四角いゾーンを造るイメージ)マキエを撒き、徐々に潮に合わせてベストなマキエ投入エリアを絞り込んでいきます。黒鯛が釣れだしてからは仕掛け投入前〜投入後〜ランディング後とマキエを切らさないように心掛けます。

マキエ煙幕

そして40〜50分経過した時、突然穂先が大きく絞り込まれます。いつも通り大アワセはせず、リールを巻き上げるだけでフッキングさせます。この後は連チャンモードに突入し、11時までに一気に12枚まで釣果を伸ばすことができました。この日に潮は小潮だったので、前半は潮が殆ど動かずリーダーにはガン玉B〜2Bをセットして、ゆっくりと落とし込む作戦で釣りました。タナは底から1m〜3m。それよりも上でラインが走るアタリも数回あり黒鯛は浮いていたようです。サシエはほぼオキアミ生となりました。

広範囲にマキエを打ち込むことで黒鯛を寄せ、
上撒きマキエの沈下が黒鯛に「上」を意識させたと思います。


20日チヌ

底を探っても釣れないことが判っていたので、ラインに目印をつけ、仕掛けが底まで到達したら回収し、再度投入するといったパターンを続けました。PEラインは浮力があるのでガン玉B〜2Bでも仕掛けはかなりゆっくりと沈みます。ガン玉Bだと、おそらくマキエの沈下スピードに近いでしょう。

マキエの自然な沈下スピードに合わせて
ゆっくりとフォールさせたことが釣果に繫がったと感じました。


しかしその後に潮が大きく動き出し、筏下に入り込むようになってからは黒鯛の反応もパタリと止むことに。結局この日終わってみれば40cm頭に13枚と最高の初釣りとなりました。この日はダンゴ釣り・ウキフカセ釣り共に渋い状況の中で、幸運にも唯一の2桁釣果を上げることできました。場所にも恵まれたわけですが、ちょっとだけ「全層イカダ」は厳寒期でもやっぱり釣れる!と手前味噌ですが感じたのでした。

20日釣果

当日使用したエサ・タックル
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ロッド:DAIWA 月下美人 76UL-S
リール:DAIWA 2004番
ライン:Rapala Rapinova-X 0.4号
リーダー:フロロカーボン1.5号(スイベルで結束)
フック:掛かりすぎチヌ2・3号
オモリ:ゴム張りガン玉B・2B
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
マキエ:
オキアミ生6kg半解凍スライス
かめや釣具オリジナルマキエ(白)4kg×2袋
速戦爆寄せダンゴ4kg×1袋
ムギ・牡蠣ガラ・コーンを適量ブレンド
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

新釣方「全層イカダ」は当ブログをご覧になった他県のアングラーの方も、地元で実践され連続で好釣果を上げられていると嬉しい便りもありました。物は試しにトライされてみては!もれなくオリジナルステッカー送ります!!(笑)

全層ステッカー2



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新釣方「全層イカダの釣り方」

全層ロゴ(中)
昨年秋から本格的に実践している新釣方「全層イカダ」は
もっと多くの試行錯誤が必要ですが、良く釣れる釣りですので
現状のタックルや仕掛け〜釣り方を紹介してみます。


1.ロッド
ロッドは必ずスピニング専用ロッドが必須です。私はアジング用のロッド(2.1〜2.4m位で、ディップの柔らかなタイプ)を使用しています。今使っているのは安価なDAIWAの76UL-Sです。かかり釣りロッドに比べ穂先は太いですが、0.7mmソリッド穂先はとても柔らかく、さらにPEラインを使うため黒鯛のアタリも穂先に大きく表れます。穂先に関してはとくに大切な点が3つあります。一つは軽い仕掛けをキャストするためにディップの強度がある程度必要であること。もう一つはPEラインとガイドの摩擦解消のためには穂先も含めガイドは全てSICリングであることです。そしてPEラインの穂先ガイド絡みによるトラブルを考えれば穂先は細すぎないことが重要です。

ダイワロッド

2.リール
スピニングリール2004 浅溝スプールタイプを使用しています。リールの重さやスプールの径の大きさを考慮すれば2004番が最もバランスが良いでしょう。私が使用しているリールでは0.4号PEラインを150m巻いてジャストです。レバーブレーキ付きリールの必要性はありませんが、ドラグは調整が必要です。

3.ライン
ナイロンラインやフロロラインも試しましたが、今のところPEライン0.4号を使用しています。使いやすさではナイロンやフロロを圧倒し、一度でも極細PEラインを使えばもう二度とナイロンやフロロを使えないくらいです。なんと言ってもPEラインは「糸ヨレ」と「巻きグセ」が少ない。2〜3回の釣行で使用しても目立った糸ヨレや巻グセは発生しません。とにかく糸にクセが無ければラインの操作性が飛躍的に高まりストレスの無い釣りが実現できます。ちなみに釣行前にはPE用のコーティングスプレーを吹くことをお勧めします。

全層メソッド3

4.マキエとマキエ杓
この釣りはフカセ釣りと同じようにマキエを上撒きしながら釣ります。そのためイカダに座ったままでも投入しやすいよう私は専用の短いマキエ杓を自作して使っています。フカセ釣り用と比べかなり短いですが、座ったままでも快適にマキエを投入できます。余談ですが手でマキエを触らないので、フィッシンググローブが着用できます。寒い冬にはかなり助かりますね。

全層メソッド2

マキエは私の場合、オキアミ生6kg(スライス70%・原形30%程度)と、市販のフカセ用の集魚材2〜3袋を混ぜ込んで使っています。ボソバサのダンゴとは異なり水分は多めに入れ練り込んでください。また広島は水深20m平均なので若干比重の重い集魚材をセレクトしますが、市販品であれば極端な製品差は無いと思います。水深20mであってもしっかりと底までマキエが効いています。ここで注意点としては「オキアミ」は必ず入れてください。一点集中のステージ作りをするダンゴの考え方と全く違います。オキアミ等の固形物の自然な沈下が黒鯛を寄せます。オキアミ以上のマキエはないでしょう。

全層メソッド1

5.仕掛け
この釣りの仕掛けは極めてシンプルです。PEラインに極小スイベルでフロロリーダー1.2〜1.5m前後(1.5号位)を結束します。スイベルが回収時の糸ヨレ発生を抑えます。直結でも良いのですが直結は難しいし時間がかかります。スイベルから間隔を空けた部分のフロロリーダーに各サイズのガン玉をセットすればリグの完成です。但しリーダーを長くしてしまうと、ランディング時にスイベルを巻き込んで穂先が折れる可能性が高くなりますので注意してください。

6.釣り方
いよいよ釣り方の説明に入ります。この釣りの最大の狙いは、1.軽い仕掛けをキャストして釣ること。2.ダンゴではなく任意のエリアにマキエを上撒きし、自然に落下させて黒鯛の活性を上げること。3.一本のロッドで広範囲かつ中層から底まで広く狙えることです。

まずは基本的なアプローチから説明します。最初に任意のエリアにマキエを上撒きします。このエリアとは潮の流れによって異なりますので、前方10〜15m地点に投入する場合もあれば、潮が前方に向かって早く流れる場合などは足下に投入します。状況に応じて撒いてください。単純に考えれば海中にある仕掛けとマキエが同調すれば良いだけです。その為には仕掛けの沈下とマキエの沈下をイメージしながらマキエの投入地点や仕掛けの投入地点を工夫します。

マキエは仕掛け投入前だけではなく、投入後やランディング後に適度に打ってください。絶えずマキエの帯が海中にできるようにします。またダンゴ釣りと異なり一点集中でポイントを作るのではありません。私の場合は釣り初めは15m四方のエリアに打ち込み、まずは黒鯛を寄せてから状況に応じて徐々に狭めていきます。

全層メソッド5

さて次はキャストです。よほど潮が速くない限りガン玉はB〜3Bをセットして使います。この仕掛けでも0.4号のPEラインなら軽く20m以上は飛ばせます。そしてキャストした後は海面に浮くPEラインが沈むのに合わせてラインを送り出してください。ここでアドバイスですが、水深が深い場合はPEラインにウキ止め用のライン目印をセットしてください。タナが把握できますから正確な釣りが可能となります。マジックのマーキングではPE用コーティングスプレーを吹くとマジックの色が溶けてPEラインが汚くなります。

全層メソッド6

PEラインがゆっくりと送り込まれてサシエが黒鯛のタナに入ればいよいよアタリを待ちます。アタリの待ち方は様々です。底までゆっくりと落とし込む場合や、潮の流れに乗せて流し込んでいく場合などです。ここでアドバイスですが、理想的には「サシエ先行」で流したり落とし込んだりがベストです。これはウキフカセ釣りのテクニックと全く同じだと言えます。イカダでは前方に流れる潮であれば釣りやすいのですが、もしイカダ下に入り込む潮が強い場合、私が実践している方法を紹介します。イカダ下に入り込む潮が強い時には、少し重めのガン玉をセットして水深分のラインを前方にキャストし、手前にカーブフォールさせながら釣ります。意外と出番の多いテクニックです。

アタリは穂先に大きく表れます。PEラインは伸縮がないラインなので明確です。ここで注意点があります。それはアタリがあっても「大きなアワセ」は絶対にダメです。一発でラインが切れます。フロロカーボンやナイロンラインは伸縮性があるので大きなアワセが必須ですが、PEは全く必要ありません。リールを撒くだけでしっかりとフッキングします。くれぐれも大アワセは厳禁です。

いろいろと書きましたが、簡単に言ってしまえば「ウキを使わないフカセ釣り」または「軽い仕掛けでも飛ばせるスピニングタックルの広角釣り」です。私がこの釣りで一番メリットに感じている事は、釣れることはもちろんですが、なんと言っても「対応力・適応力」です。1本のロッドでフカセ釣りや広角釣り、落とし込み釣りといったテクニックが全て可能です。釣り場の状況に応じて多くの攻め方が可能なら、おのずと釣果もアップすると思います。実際に長年ダンゴ釣りをしてきた私自身も、ダンゴ釣りとしっかり勝負できるほど釣れると感じています。時には大きく勝つことも。

全層釣果

現在「全層イカダ」の専用ロッドもロッドビルダーで釣り友「Kawada Brother」に頼んで制作中ですが、安価なアジングロッドでも十分です。とくに極細PEラインを使えば誰でも簡単に釣れると思います。私は広島のように水深が深い場所ではなく、もっと潮が緩やかで浅い場所の方が効果的なのでは?とも思っています。ガン玉Bでぶっ飛ぶ広角ができたら?と考えるとワクワクされる方も多いのでは?(笑)


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2012年釣行を振り返って。

皆様、あけましておめでとうございます。

昨年は私の黒鯛釣りにとって記念すべき年となりました。

・ブログの開設
・カセ・筏師CLUB西瀬戸いぶし銀入会
・K-ZERO中国支部の設立~入会
・新釣法「全層イカダ」の研究開始


そして多くの釣り仲間たちとの出会い。
そして遠征先の思い出、、、
ブログ・ツイッター友達との交流等々、
本当に楽しい年でした。
多くの皆様に感謝の気持ちでいっぱいです!

今年も皆様と一緒に黒鯛釣りを楽しみたいと思います。
よろしくお願いいたします!

スピニングスタイル
新釣法「全層筏」もいよいよ仕上げにかかります!

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昨年一年間の黒鯛釣果
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年回釣行回数:28回
黒鯛の総釣果数:329匹
最長寸:52.5cm
最高匹数:51匹


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